ITがもたらす家族関係への影響

2012年、ITと家族間のコミュニケーションの関係を研究している御茶ノ水女子大学大学院、人間文化創成科学研究科の石井クンツ昌子教授が監修し、マーケティングリサーチを行なっているメディアインタラクティブという企業が実施した、「家族コミュニケーション」をテーマとした調査の結果が報告されました。

それによれば、家族間のコミュニケーションの手段として、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末やパソコンなどのIT機器を活用していると答えた割合は、全体の約7割にも上っていることが明らかとなりました。
出張や単身赴任で家族が離れ離れになっていても、ITツールがあれば、いつでもどこでもつながることができ、また、家族個人の記念日や予定、楽しみなどを離れていても共有できるなどのメリットがあります。

また、こういったITツールを利用していると答えた人には、家族間のコミュニケーションを今よりもっとよりよくしていきたいと考えている人が多いことも分かりました。
一時期、話題になったような、同じテーブルに座っていながらそれぞれが会話することもなく別々にITツールを操作しているという、悪いほうへの影響麺ではなく、ITを用いて今以上の家族関係を築き上げようという人たちが増えてきているのです。
あったら利用してみたいITツールに関しての質問に対しても、「家族みんなで使える」、「家族の予定や、記念日などが一覧で見られる」ツールがニーズとしてあげられています。

これまで危惧されていたような「ITは家族間のコミュニケーションを遮断する道具である」という時代は過ぎ、上手にITを活用しながらよりよい家族関係を築いていくという時代へと変化してきたともいえます。

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